ガイドライン

IT機器第三者保守サービスのガイドライン

第三者保守サービスとはメーカー保守が終了した後、メーカーに代わり第三者がサーバー、ネットワーク、ストレージ機器等のIT機器の保守サービス(故障時の部品交換や修理等)を提供します。
IT機器の利用者はメーカー保守の終了後も第三者保守サービスを利用することで安心して継続利用できます。

各ITメーカーはSLA、品質を定義して保守サービスを提供しております。第三者保守サービスを提供する会社のサービス内容は各会社に独自に提供をしておりますが、第三者保守協会では第三者保守を提供するうえでのガイドラインを作成しました。ガイドラインに基づき第三者保守を提供することで第三者保守サービスの品質の向上に繋げます。
ガイドラインは障害対応体制、保守部品品質、サービス仕様書、法令遵守に関して記述してあります。

ガイドライン

障害対応体制

  1. 保守サポート体制
    1. 障害受付窓口の設置
    2. 電話、メール等で受付
    3. 障害履歴を管理
  2. オンサイト体制
    1. お客様に訪問、修理を出来る体制
    2. 作業終了の際はお客様に報告書を作成して作業完了承認を得る
  3. 保守部品
    1. 必要な保守部品の確保

部品品質

  1. 保守部品または保守装置は検査を実施する
  2. 検査の出来ない保守部品または保守装置は外観のダメージが無いか確認をする
  3. 保守部品の保管する際は乾燥剤をいれた静電袋を使用する事を推奨する
  4. 保守部品の輸送の際はダメージを与えないよう梱包をする
  5. 保守部品または保守装置の在庫管理をする

サービス仕様書

  1. サービスの種類、概要を記載する(例、オンサイト修理、出張修理、センドバック等)
  2. サービスの種類ごとにサービス内容を記載する
  3. サービスの提供時間も記載する
  4. サービスの提供地域も記載する
  5. サービスの適用外も記載する
  6. お客様の役割も記載する

法令遵守

  1. 知的財産法の順守
  2. 違法にライセンスを取り扱わない
  3. OS等のソフトウェア不正入手、使用をしない
  4. 中古品を扱う場合は古物営業法の遵守

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